言葉のダイヤグラム

映画と本とその他諸々

2021年の本9選 #14

自分のための備忘録。一言コメントを添えて。 今年の9冊と一本①東京の生活史 /岸政彦 編 150人の名もなき人たちのなんでもない生活史を150人が聞き取った話をまとめた1,200ページ超えの大著。人生。 ②コンテナ物語 /マルク・レビンソン(訳:村井章子) コンテ…

「コンテナ物語」を読んで「物を買うこと」について考えた #13

3月某日に博報堂が出している雑誌・広告の『流通』の号を本屋で見つけて、読んでみた。 流通って普段ほとんど意識しないけど、近年はAmazon初めネット通販の隆盛が激しいから結構気になってて。ヤマトの配送料の問題とかもあるし。 この雑誌の中の「輸送進化…

『本気のしるし 劇場版』から受けた衝撃 #12

もう3ヶ月前になるけど、深田晃司監督の『本気のしるし 劇場版』を見て、衝撃を受けた。 その衝撃は正直2-3年ぶりのことで、自分の凝り固まった感性が揺さぶられ「もっと色々見たい、感じたい」と思わせてくれる、そんな映画だった。 それは愛をめぐる破滅の…

女優と下北沢と『街の上で』 #11

今泉力哉監督の『街の上で』 公開2日目に観に行ってきた。 いきなり脇道。 元から99%以上1人で映画を観に行っている身からすると、ここ一年の映画館の20時までの開館時間の制限は一見合理的に見えて、むしろそれまでの上映に人が集まってしまっているような.…

ここ2年 #10

色々とありまして。 まあ何から書けばいいのか分からないけど、去年仕事の関係で海外に行って、コロナで帰ってきて、やーっと映画をちゃんと見られる精神状態になってきて... とまあ、そんな感じです。

『ある職場』と日本社会について考えたこと #9

先日、東京国際映画祭で『ある職場(英題:Company Rtreat)』(監督:舩橋淳)という映画を観た。 これが実話を基にした、日本社会の嫌なところを凝縮したような話で。 粗筋を紹介すると、以下。 ------------------------------------------------------------…

ボチボチ再開 #8

します。 とりあえず 今年自分に起きたこと 最近見ている映画の話 など。 果たしてどれくらい続けられるだろうか。

分岐点 #7

人生の一つの分岐点に来ている気がする。 やるしかない。

映画鑑賞力と演技力 -『累-かさね-』のこと- #6

つい最近、Twitterのほんの端っこの方で「映画鑑賞力」なるものが話題になった。 なんでも『アントマン&ワスプ』を「アクション最高!メンタル最高!」的な文脈で褒めたところ、「問題児の部分(窃盗など)も含めて勧めないのは《映画鑑賞力》が低い」との反論…

アジア大会 #5

アジア大会。 スポーツ好きなのでぼーっと毎晩のように見ていた。 基本的にどの競技も中国か日本か(偶に韓国はじめその他の国)という感じでまあそりゃそうなるか...と。 水泳の池江とか陸上の4×100mリレーとか、今までも盛んに報道されていた競技はしっかり…

「難易度が高い」「難易度が低い」について #4

「難易度が高い」「難易度が低い」という表現にどうしても納得できない。 「難度が高い」「難度が低い」が正しいという思いが拭いきれない。 難易度は「難しさ、易しさの度合い」のことであって「難しさの度合い」のことじゃない。 まあ言葉は生き物で、こう…

(業務)時間への意識の世代間ギャップの話 #3

(今回は半分以上愚痴) 毎日お昼ご飯を一緒に食べる先輩(30代前半)がいる。 先輩は自分とは違うグループにいるのだけど、お昼休みに入っても、毎日のようにその上司(アラフィフ)に捕まっている。長い時には20分以上... 入社以来違和感を抱き続けているのだけ…

夏の甲子園 100回記念大会の話 #2

平成最後の夏休み1番の思い出。 第100回全国高等学校野球選手権記念大会(通称夏の甲子園)に初めて行ったこと。 小さい頃から当たり前に見ていたけど、行く機会がなかった甲子園。 早稲田実業と駒大苫小牧の伝説の決勝が行われた甲子園。テレビで観てたなぁ。…

始めてみました。 #1

大好きな映画を観た日の昼。 ゆっくりまったり。 やっていこう。